問5.図のような直流回路で、aーb間の電圧[V]は。
イ.20 ロ.30 ハ.40 ニ.50

この問題、しばらくたってやると、何回やってもまた迷宮入りする奴。a-b間って、途中で切れとるやん、電気でそんなのあったっけと、まずここでビビる。次に、100Vが上と下に分かれとるという事は、ここに何が意味があるのかと邪推して迷路にはまり込み、わけがわからなくなるパターン。苦手です。
で、解き方 ① 全体に流れる電流を計算する。
100Vは一緒くたにして200Vでいいらしいっす。抵抗も直列だから\( 40+60=100Ω \)。で、オームの法則\( V=I×R \)、\( V \):電圧、\( I \):電流、\( R \):抵抗で、「ぶい、でんあつは、あい、でんりゅう、かける、あーる、ていこう」の式を変形させた\( I=\frac{V}{R} \)から、\( \frac{200}{100} \)、で、電流は2[A]。

② aの電圧を求める。
なにぃ、aは0V!、あー、接地しているからか。だんだんちいさくなる三本線は接地のマークです。
③ bの電圧を求める。
40Ωの抵抗の前までは100Vなんやね、はいはい。たぶん、ここらで100Vが上下に分かれてるのが関係してるんやろね。で、40Ωの抵抗で電圧食って、下がると。この「食って、下がる」という考え方が後々あかんくなるのかもしれんが、ここではこう考えてしのぐしかない。どんだけ下がるかというと、オームの法則\( V=I×R \)から、\( 2×40 \)で\( 80 \)。下がるのが80Vなんで、bは100-80で、20Vや!
④ a-b間の電圧を求める。
ここまでくれば大丈夫、0-20で、20[V]、答えはイ.20や!